TOP » 国民栄誉賞を受賞した元プロ野球選手 王貞治

国民栄誉賞を受賞した元プロ野球選手 王貞治

バッターボックス

かつて現役で活躍していたプロ野球選手の中には国民栄誉賞を受賞した選手もいます。その中でも特に有名なのが、王貞治選手です。

王貞治選手はプロ野球選手としてはじめて国民栄養賞を受賞した選手です。王選手が国民栄誉賞を受賞したのは1977年のことでした、この年の前年のシーズン終了後、王選手は当時の世界のプロ野球選手のホームラン通算記録まであと40本というところまできていました。そのために、このシーズンの王選手へかけられたファンやマスコミの期待は非常に大きなものでした。

1977年のシーズンが開幕して間もない4月には、王選手は通算14本目の満塁ホームランを放つなど華々しい活躍も見せたのですが、4月を終わってのホームラン数は4本と物足りない数字でした。5月に入ってからも調子が上向きにならず、今シーズンは記録の達成は無理なのではないかと言う声もささやかれ始めました。
そんな王選手にとって大きな転機となったのが、5月の誕生日でした。

王選手は1940年5月20日生まれで、1977年の誕生日で37歳になったのですが、この誕生日を境にして、王選手はまたいつものようにホームランを量産するようになりました。7月の終わりまでに、王選手はシーズン合計26本のホームランをはなち、世界記録まであと14本というところまできました。王選手は毎シーズン、8月は特に調子が上向きになるのですが、この年のシーズンも8月だけで13本のホームランを打ちました。
通算755本目の本塁打を記録したのは8月31日に後楽園球場で行われた大洋ホエールズとの試合でした。このホームランで王選手はそれまでホームランの世界記録を持っていたハンク・アーロンにならび、翌月の9月には世界記録となる756号のホームランを打ったことで、この年、王選手は国民栄誉賞も受賞しました。